2016年07月19日

煩悩が途切れ途切れのヒロシ

平成26年4月13日(日)
午後1時55分 裕美子 お金はあったの?
午後9時44分 裕美子 なんの、テレビ見てるの?
午後9時45分 義則 もう寝ているよ

平成26年4月14日(月)
午後4時33分 裕美子 タバコ買って行こうか?
午後10時8分 裕美子 私、携帯忘れてないかな!?
午後10時10分 義則 待って。見てみる

平成26年4月17日(木)
午前7時24分 義則 今日は残業ですか

平成26年4月18日(金)
午前8時6分 裕美子 リンナイさんは何時に来るの?
午前8時8分 義則 まだです。連絡が取れない
午前8時17分 義則 早退できますか?
午前8時26分 義則 ポンプありますか
午前8時59分 裕美子 あるよ!何時に帰るといいの?
午後9時39分 裕美子 明日、お仕事入ってたっけ?

平成26年4月20日(日)
午後10時37分 裕美子 明日はロトよ!
午後10時38分 義則 わかりました

平成26年4月21日(月)
午後12時51分 裕美子 ご飯は?

平成26年4月23日(火)
午前11時13分 裕美子 まだ帰ってない?

平成26年4月26日(土)
午後12時34分 裕美子 タバコありますか?
午後12時35分 義則 あります
午後10時19分 裕美子 大丈夫?心配です!
午後11時14分 義則 大丈夫だよ
午後11時19分 裕美子 今夜はありがとうございました。
             明日は宜しくお願いします!




父親の初七日が終わり、
ヒロシは仕事の引き継ぎのため一旦沖縄へ引き返した。

裕美子の冷たい態度に呆れたヒロシではあったが
どんなことがあっても彼女への気持ちは変わらないということを
伝え続けるためにメールだけは送り続けていたという。

いよいよ沖縄を去る日が近づき
ヒロシは裕美子が欲しがっていた米軍の迷彩服を探しに出掛けた。

昔は沖縄に駐留する米軍の払下げ品が
いたる所で売られていたが、店の数も減り
また、サイズが小さいだけになかなか見つからず
沖縄本島中を駆け巡ったとのことだった。

数件めの宜野湾にあるショップで
やっと手頃なサイズの迷彩服を見つけたヒロシ・・・
探し始めて半日近く経っていたが
目的を達成できて、ホッと一安心のヒロシだった。

201404201659.jpg

沖縄を離れる最後の日の朝
ヒロシはホテル近くのスーパーへ出かけた。
沖縄そばを買って帰るためだ。

お土産用の化粧箱入りではなく、普通に沖縄の人たちが食べている
スーパーの生食品とそのスープを買って帰るためだったのだが
裕美子の家族の人数分と、ヒロシの子供たちの分合わせて
10食分を買って帰ったので、それはそれは重かったということだった。

そんなヒロシの献身的な気持ちや動きを何一つ知ろうともせず
義則の心を引き付けるための気遣いメール、ラブメールを送り続け
もちろん電話も頻繁にかけていたことだろう裕美子。

ヒロシには素っ気ない返信メールがほとんどだったという。

それでもジッと我慢し
彼女を思いやる気持ちやその動きが哀れでならない。

それにしても、以前にも書いたが
義則のことが本当に好きで、身体を思いやるのなら
どうして「タバコ・・・タバコ・・・」
と、メールに書き続けるのか不思議でならない。

普通なら、タバコは身体に悪いから止めさせるはずなのだが・・・

義則の家にしょっちゅうタバコ吸いに行っていた裕美子
ヒロシはいつの間にか義則の家を事務所と呼ばず

「喫煙室・・・」

と言うようになったという。
それほど頻繁に、毎日毎夜の如く出入りしていた彼女だった。

義則の家の周り
ご近所では二人のことに疑いを持ち始め
良からぬ噂も立ち始めていたことをある人から聞いたという。

それはそうだろうと思う。
朝も早くから、夕方も、そして夜遅くまで
義則の家の前に彼女の車が停まっていたら
誰もがそう思わざるを得ないことだと思う。

噂が立つことくらい判らなかったものだろうか?

自分たちがとっている行動に夢中で
周りのことなんか気にしていなかったのだろうね。

2人の家は近いのだから
なおのこと気を付けて動かなければならないのに
まったく不用心極まりない2人だったと思う。

こんな嫁をほったらかしにしている旦那も
我思うに、不思議な人だと思わずにはいられないのだが
何かあるのかもしれないね・・・その訳が・・・

普通では想像できないないような何かが・・・

だけど、煩悩が途切れ途切れになりかけていたこの頃
何故かしら4月18、19、20日と
彼女はヒロシの家に来て、しっかりセックスはしていた。

身体を重ねて楽しんで帰った夜にも
いつものように義則へのラブメールは欠かさない彼女だった。

しかし、ここにきて2人のメールの間に
何か違和感を感じないだろうか・・・?

彼女のメールに対しての義則からの返信が
どことなく素っ気ないものに思えてならないのだが・・・

嫌気がさし始めているのではないだろうか?

姪っ子の件もあったし、
その時の彼女のキレ具合と、その後の態度の変わり様に
義則も何かを感じ始めていたのではなかろうか・・・

あるいは単純に「ウザくなってきた・・・」
そんな態度が見え始めているような気がしてならない。


 目  次 

 第1話  残してはいけない携帯の不倫メール履歴  
 第2話  お土産の蒲鉾  
 第3話  初めてのベッドイン  
 第4話  男心を操る女     
 第5話  裕美子と社長とヒロシのトライアングル初対面  
 第6話  恋は盲目       
 第7話  クリスマスプレゼントは指輪が欲しい・・・  
 第8話  白いイチゴ      
 第9話  恋は盲目が冷静な判断を狂わせ始めた  
 第10話 鹿児島にいても沖縄にいても遠い心に変わりなく・・・  
 第11話 まるで夫婦気取り   
 第12話 お金返せ!!に、あたふた裕美子・・・  
 第13話 家族を裏切り、朝からセックスに興じる2人  
 第14話 煩悩が途切れ途切れのヒロシ  
 第15話 松田聖子コンサートの夜  
 第16話 女房気取り      
 第17話 お友達、癌だから鰻を御馳走したの!  
 第18話 商品1本で2000円の収入  
 第19話 愛情が遠退き始めたヒロシ
 第20話 遂に暴かれた裕美子と社長の不倫関係
 第21話 血は赤く温かかった・・・













ラベル:煩悩
posted by hiroshi at 00:48| Comment(0) | PTA会長夫人の不倫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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